天候や気温の変化が激しく自律神経症状を訴える患者様が増えています。
その中から今回は吐き気についてのお話です。

患者様はGW頃から常に吐き気があり、食事をすると吐き気が強くなる為、あまり食事が取れていませんでした。
以前から、めまいからの吐き気の症状があった為、耳鼻科で検査をしたが異常なし。
消化器内科でも検査をしたが異常なし。先生からも原因不明と言われ、処方された吐き気止めを飲んでも効果がありませんでした。唯一、飲むと少し楽になる酔い止めの薬を毎日飲んでどうにか生活をしている状況で当院に来院されました。

病院の検査で何も異常がないこと、最近の天候・気温が不安定なことから、自律神経が関係しているのではないかと考え、自律神経を整える施術をしました。
指圧、鍼、お灸を組み合併せた施術です。
3回目の施術で毎日服薬していたのが3日に1回に変わり、4回目には吐き気が全くなくなり、服薬もなし。
食事もしっかり取れるようになりました。
現在も体調を崩しやすい時期の為、メンテナンスをかねて通院されています。

気候変動が激しい今、このような症状の方は増加していると感じます。
どうぞお気軽に、お早めにご相談下さい。

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癒しは自律神経を整えます。多肉植物さん達。すてきに成長中です。(*^_^*)花担当より
パーキンソン病 後縦靭帯骨化症 全身性エリテマトーデス 多系統萎縮症 シェーグレン症候群 潰瘍性大腸炎
これらの疾患を聞いたことはありますか?
これらは『指定難病』で、当院に今までに来院した患者様の疾患名です。

今現在、国の『指定難病』はいくつあるかご存じですか?
     ↓








338種類あります。
指定難病とは、
1)発病の機構が明らかでない
2)治療方法が確立していない
3)長期の療養をひつようとする
4)患者数が本邦において一定の人数に達しない こと
5)診断に関し客観的な指標による一定の基準が定まっていること

患者様は治療方法が確立してない中、藁にもすがる思いで来院します。
正直、我々の施術でその難病疾患を治すことは難しいです。

しかし、辛い症状を和らげるお手伝いはできます。
症状が和らげば、ご本人とご家族のQOL(生活の質)が上がります。
そしてご本人の免疫力が上がり、疾患に何らかの良い影響が出ることもあります。
1つ1つの所作を丁寧に、一生懸命施術させて頂きます。
まず皆様にお伝えしたいこと
「コロナ感染後隔離期間が終わっても体調が優れずお困りな方は、ご相談ください。」

それだけコロナきかっけの不調の方が増えています。
昨年終わりの頃から、久しぶりに来院された患者様が、以前に比べて痩せていることが何度かありました。

そうした患者様に伺ったことはおおかた次のような感じです。
新型コロナウイルスに感染~その後も食欲が落ち、数キロ~10キロ痩せた。
数か月~半年たったいまでも、様々な症状は残り
・少し食べただけで満腹、がんばってそれ以上食べると気持ちわるくなる。
・原因不明の息切れ動悸
・不眠、夜中に起きるなどの睡眠障害
・「いままでに無い特有の倦怠感やだるさ」
 すぐに横になりたくなる
・頭痛・微熱
・味覚嗅覚が麻痺
心配で医療機関で検査をうけ、原因はわからず
PCR検査は「陰性」
病院では治療方法がないとのこと

単なる「だるさ」ではなく、
「いままでに無い特有の倦怠感やだるさ」
という表現が特長です。
そして、後遺症について調べてみると【ブレインフォグ】という症状名が多くヒットします。

【ブレインフォグ参考ページ】
日本経済新聞 コロナ後遺症の「脳の霧」https://www.nikkei.com/
日本経済新聞 コロナ感染後の睡眠障害、報告相次ぐ なぜ? 改善策は?https://www.nikkei.com/

また、厚労省のホームページには、以下の後遺症が示されております。
後遺症についてのQ&A
****************
疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ
胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ
嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害
筋力低下などがあります。

罹患後症状は、
罹患してすぐの時期から持続する症状
回復した後に新たに出現する症状
症状が消失した後に再び生じる症状の全般をさしています。
****************
当院では、上記症状に対し
自律神経機能を底上げして、自然治癒力を活性化する施術を行っています。
おすすめの施術説明はこちら
自律神経に特化した施術として当院にはコースメニューがあります。
●自律神経コース
●院長整体コース
施術代がお得になる回数券もあります。
お気軽にお尋ねください。
2022.11.17 脊椎圧迫骨折
圧迫骨折とは、一般的な骨折とは少し違い、上の骨と下の骨が潰されてしまう骨折です。

年齢を重ね、骨粗鬆症がすすむと起こりやすくなります。
原因としては、尻もちをつくなど転倒して受傷することがおおいですが、ぎっくり腰の様に重い物を持った際や咳などでも起こることもあります。
中には思いあたるきっかけがなく、なかなか良くならない腰痛で、念のためレントゲンを撮ってみたら圧迫骨折していた!という人もいます。「いつの間にか骨折」とも言われています。

基本は、コルセット固定をして安静第一で。
担当医の了承を得られれば当院でも超音波をかけて骨折の治癒を促します。
骨折が治ったあとも、なかなか痛みが引かず、施術を受けに来る方もいます。

当院も「腰痛」でも様々な原因を考え、必要であれば整形外科に紹介もしています。
「いつもの腰痛」と放っておかずに一度ご来院ください。

●患者様データ
60代以上の女性に多い傾向があります。
ダイエットコースを受けた患者様の経過報告です。

7年前、週に3-4日運動をして10㎏ぐらいの減量をしたが、無理をしたので、徐々にもどってしまった。
その後、更年期障害や自律神経の乱れなどから、体調が悪くなったり、やる気がでなくなったりして運動をやめてしまった。
そして、15㎏も体重が増えてしまったとのこと。

左右の股関節も人工関節にしている為、先生から体重を増やさないように言われている。
その後体調も良くなり、運動をまた始めようという気持ちになった為、当院のダイエットコースをはじめました。
平行して、スポーツジムでの運動も少しずつ再開。

最初の5回目までは週に2回施術。その後は週に1回、2週に1回と施術間隔をあけていき、現在では1ヶ月に1回の施術を行っています。施術の効果として、身体が温かくなり、代謝が上がった感じがあるとおっしゃっていました。

患者様には、当院に来院しない時も毎日同じ時間に体重をはかって、記録して頂きます。
管理がスマホアプリの方もいますが、今回の患者様は用紙に折れ線グラフを作り可視化、体重の減少が目に見えて分かり、大変効果的でした。

体重を落としていくなかには、必ず停滞期があります。
停滞期は大切な時期なのですが、精神的に乗り越えるのが難しい時期でもあります。
「いつもはそこでモチベーションが保てなくなり、ダイエットをやめてしまう」とのことですが、今回は施術だけでなく、当院所属の管理栄養士に色々相談ができた為、モチベーションが下がらず、無理せず継続出来たと嬉しいお言葉を頂きました。

現在、コース開始から5ヶ月がたち、週2~3日の運動と施術、食事制限で6㎏の減量を達成しています。
今後も目標体重に向けて、施術を継続をしていきます。

膝や腰の痛みを抱えている方が当院の【ダイエットコース】で2kg痩せて、その後痛みが改善した症例がございます。
変形性膝関節症や股関節症等でお困りの方、是非、お気軽にご相談ください。

●患者様データ 人工股関節 60代 女性