2011.04.24 後頭神経痛
始業前に急患で女性が来院されました。

お話を伺うと、
『2日前、朝起きると右後頭部のあたりにピリピリする痛みがあり驚いてすぐに
脳神経外科へ行きCT検査をした。脳には異常はないので、様子を見るようにいわ
れたが痛くて夜も寝れずに来院した』
とのこと。

後頭神経痛と病体把握し、『針ブロック治療』という除痛治療を行いました。
初回の治療で痛みは半分になり、その後1週間に2回の治療を1ヶ月半継続し、
当院を卒業されました。

『針ブロック治療』とは、薬を使用しないブロック注射のような治療法です。
針で痛覚刺激を脳に伝達する経路の途中でブロックして、痛みの悪循環を断ち切ります。
そして本来持ち合わせている自己血流循環を回復させ、細胞を活性化させる治療法です。

●患者様データ:
70代女性・後頭神経痛



2011.04.01 肩関節脱臼
新年度がはじまりました。
日本の復興にむけて、今日本国民としてできることとして
「デマにまどわされず、冷静にこつこつ働き、きちんと消費をする」
と理解し、個人的に心がけています。

さて、症例報告です。
『肩がはずれてしまったので入れてほしいのですが』

日曜日、急患の30代男性が来院されました。
スポーツをしていて肩が外れてしまったとのこと。
診察をしたところ肩関節脱臼でした。

当院の整復のモットーは、
『患者さんに極力痛みを感じさせない、愛護的な方法の選択。』です。
今回は『外転挙上法』で整復。
ガクっというクリック感覚とともに綺麗に肩がおさまりました。

その後は再受傷防止のため、3週間の固定が必要になります。
画像診断をお願いすべく整形外科の先生に診療情報提供書を添付し、
紹介しました。

整復した瞬間の患者様の安堵の表情が忘れられません。
脱臼は発生から早ければ早いほど整復率が上がります。

当院は予約優先制でこのところ予約がとりにくい時間帯もございますが、
随時急患対応ですのでご連絡ください。