『先生、はずかしい相談なんですが、よろしいですか?』
女性の患者様から相談を受けました。

10年前くらいからトイレ後の残尿感があり、泌尿器科で検査を
受けたものの異常はなし。
最後は、メンタルクリニックを紹介されたとのこと。

当院では上記の症状に対し、『陰部神経針ブロック』という針治療を施し、
血流改善と神経機能の正常化を促します。
現在3回の治療を行い、残尿感は約7割軽減の状態です。

当院には、この患者様だけでなく下腹部の違和感・失禁症の方も
多数いらっしゃいます。
医師の診断投薬と平行し、同様の治療を実践しています。

●患者様データ
60代女性 残尿感
2011.06.24 肘内障
『起きあがらせようと妹の腕を引っ張ったら、肩がうごかなくなっちゃた』
小学生女の子が泣きそうな顔で治療院に入ってきました。
お母さんに抱っこされ、泣きじゃくっている一歳の女の子の腕はだらんと
しています。

今までの臨床経験から『肘内障』かもしれないという考えがありました。
『肘内障』とは、幼児に起こる肘関節の亜脱臼です。
まずは肩関節を診察したところ、やはり異常はなし。

次いで、肘の整復操作をしたところ、整復音と共に元の場所に戻りました。
泣きやみ、だらんとしていた腕も動くようになりました。
心配そうだったお姉ちゃんもにっこり笑顔に。

院内スタッフ全員が笑顔になる瞬間でした。

●患者様データ
 1歳女児 肘内障