近年、夏バテからの、「秋バテ」があるようです。

「秋バテ」の主な原因は、猛暑による睡眠不足や、冷房や冷たいものの摂りすぎで身体が冷えている。
さらに、パソコン、スマホといった電子機器にふれることで、日常的に疲れがたまっている事のようです。

自律神経失調症という言葉を聞いたことはありませんか?
理由がはっきりせず、体調不良が続く場合、自律神経がうまく働いていないということが考えられます。

私たちの身体は、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスで成り立っています。
身体が休みたいときに必要なのは、副交感神経です。
逆に、過労や冷えの蓄積は、交感神経が優位な状況になっているととらえることができます。

よって、意識して副交感神経を優位にするようにしなくては、「秋バテ」も解消されません。
そこで、副交感神経に効果的なのが、「温活」

少し自律神経(交感神経と副交感神経)の基本的な話をはさみます。
自律神経は、私たちが自分の意志で動かすことのできない神経です。
この自律神経が、身体の生理的な機能を全て整えています。
別名「血管内臓神経」とも呼ばれ、血管や内臓を支配する神経です。
ですから、内臓や血管に副交感神経が優位になる刺激をあたえることで、自律神経を整える事ができるのです。

「温活」では、具体的な方法として、内臓を温めることを推奨しています。

当院でこの時期お勧めしている「温活」の代表は、お腹に枡のお灸をあてる、「枡温灸」です。
直接お腹にお灸をするのではなく、枡の中にいれたお灸によって、お腹の広範囲があたたまり、内臓全体に温かさが広がります。
これが「枡温灸」の特長です。

最近だるさがとれない、疲れやすい、頭痛など「秋バテかな?」と気になる症状がございましたら、ご相談ください。

院長 飯島
10月、長野の秋は急に深まります。
朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。

冷え込みに伴って、古傷の足の痛みに加え、捻挫・肉離れなどの怪我が増えています。

今回は、左足の裏の痛みとふくらはぎにむくみのある患者様のお話です。

親指の付け根に痛みがあり、足底筋膜炎の疑いがありました。
痛みのある場所に超音波治療をしました。
それから、むくみと炎症に効果のある「フットケアコース」で血行を良くし、ソルボという衝撃を吸収してくれるクッションを付け根にはり、その上からテーピングをしました。

3回目の治療で痛みが半分になり、その後も期間をあけずに通って頂きました。
そして、約1ヶ月で痛みがほぼなくなりました。
一定期間はできる限りがんばって通院して頂き、すんなり卒業されていく
というのが、理想的なケースといえます。

さまざまな痛みが出やすい時期でもあります。
悩みや不安がありましたら、一度ご相談ください。

柔整師 高藤

●患者様データ
70代 女性

★★★本日木曜日は、寿徳堂の定期休診日です。オンライン予約をご利用ください。★★★