今回はしゃっくり(吃逆(きつぎゃく)ともいいます。)についてです。
しゃっくりが止まらなくなって困ったことはありませんか?

西洋医学では、原因は様々ですが横隔膜の痙攣とされています。
一方、東洋医学では『吃逆』といい、ストレスや暴飲暴食などにより胃の気が急に逆流し、上昇するために起こると考えられています。

ビックリすると止まる!と言われますが一人の時だと難しいですよね。
そこで、家庭でできる試して頂きたいしゃっくりの止め方、ツボを紹介します。

1.コップの反対側から水を飲む
 通常、水を飲むときはコップのふちの手前側に口をつけて飲みますが、そうではなくコップのふちの奥側に口をつけて飲む方法。(先日、しゃっくりが止まらなくなった当院のスタッフが試したところ一回で治りました。)

2.ツボ
   内関:手のひらを上にして、手首のシワから指3本分内側。
   天突:左右の鎖骨に挟まれたくぼみ。
   中カン:みぞおちとおへそをつないだ中間点。

それぞれのツボを気持ちいいくらいの力でジワーっと押してみてください。
※但し、二日以上しゃっくりが続く場合は病気の可能性もあるので病院で診てもらってください。

このように東洋医学の治療は幅広くあります。
「この症状は?」と思ったら是非一度ご相談下さい。

副院長 松島

●●●木曜日も9時~7時半、通常診療しています。●●●
9月にはいり、朝夕涼しすぎるくらいになってきました。
皆さまの体調はいかがですか?

このところ「頭痛がする」「前に捻挫したところが痛む」とおっしゃる方が多いと感じます。
首の痛みやぎっくり腰も増えています。

今年は、雨が多く、長野とは思えない蒸し暑い不安定な夏でした。
今の時期は、夏の疲れに気温の低下が加わり、古傷が痛んだり、体の弱いところに不調が出たりしやすいものです。

腰や頚をぐきっとひどく痛める前に、「なんかおかしいな?」と少しでも不調を感じましたら、ご来院下さい。
ご予約おまちしております。

鍼灸師 中山

●●●年末年始を除き、いつでも診療しています●●●