患者様はもともと首肩の痛みで通院。
治療は、首肩周りを中心とした鍼灸治療を週に2回1カ月継続。
結果、押されなければ痛みがわからないくらい改善。

さらに患者様から聞いて嬉しかったのが、歯周病が改善していたとのお話でした。
1カ月ぶりに歯科へ通院したところ、2年間続いていた歯周病の出血が止まり
歯周ポケットの溝も浅くなり、歯科医に驚かれたとのこと。

ここで簡単に歯周病の説明です。
歯周病とは、口腔内の歯周病を引き起こす細菌によって引き起こされる感染症で
細菌の力と免疫力の力くらべで症状が変わってきます。
・細菌の攻撃>抵抗力(免疫力)で進行
・細菌の攻撃<抵抗力(免疫力)で症状改善

歯周病は生活習慣病と認定され、様々な全身疾患と関連した研究報告も注目されています。
治療や予防に対する重要性は非常に高まりつつあります。

なぜ首肩中心の鍼灸治療が歯周病の改善に影響したのか。
それは、鍼灸治療に伴う血流改善によって細胞への酸素の供給量増えたこと。
そのことで、ご自身の本来持っている自然治癒力が高まり、免疫が上がったと考えられます。

これからも、身体が本来持っている力を整える手助けが出来ればと思います。

●患者様データ
70代女性 歯周病
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