2012.06.12 坐骨神経痛
坐骨神経は、腰~足裏まで走っている人体で最も太い神経で、
太くて丈夫な反面、周りからの圧迫を受けやすい。

今回の患者様は、掃除中に腰をひねり受傷した。
腰・おしりの痛みに加え、足のシビレを訴えている。
腰椎の状態を見るため、整形外科でレントゲン・MRIを撮ったが問題ない。

当院での検査所見からも、臀部筋肉での圧迫を考え治療を開始した。
鍼灸・マッサージを週2回続けて3ヶ月後には痛みが落ち着いた。

しかし、シビレが残る。
骨格の調整をする骨盤整体を加えて治療を続ける。
その後、だんだんシビレもとれていき今では多少の硬さはあるものの、
シビレは全くなくなるまで改善された。

『坐骨神経痛』とは、症状のひとつであり「なぜその症状が起こっているのか?」が重要になる。
腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・変形性腰椎症・臀部筋肉での圧迫など・・・

同じ症状でもその病態によって治療内容が変わってくる。
その為には、正確な問診・検査所見などから病態を把握することが大切である。

●患者様データ
60代女性 坐骨神経痛
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