2013.10.02 コーレス骨折
コーレス骨折は、手首の親指側の骨折の事です。
今回はコーレス骨折の治療で固定を取ったあとのリハビリで
来院された患者さんの事を書かせて頂きます。

初診時は、固定をとったばかりで常に指や手首が火照り、
少し動かすだけでも痛みがあり動かせない状態でした。

治療として、手首をアイシング・腕の指圧・AKAという手首と指の整体の治療をしました。
最初の1ヶ月は出来るだけ毎日来院してもらいました。
炎症も収まり、手首の可動域(動く範囲)もだいぶ回復したので、
アイシングで冷やす治療から、手首を温める治療で血流改善をしていきます。

2ヶ月たつと手首の可動域はほぼ正常になり、動かした時の痛みは親指と小指に少し残るくらい。
ただ指の可動域が元のように回復しませんでした。

3ヶ月たった時、最初は握る事も出来なかった左手が、右手の半分くらいまで握力が回復し、
指の可動域もこわばりが残る程度になりました。

今では、週に1、2回の通院になりました。
お風呂やプールでの手首、指の運動を積極的に行って頂いたことも
順調な回復につながったと感じます。

骨折や脱臼の固定後の痛みや筋肉・関節のこわばりは、そのままにしておいても治りません。
早期に治療をはじめ、改善していかなければ、動きにくさや症状が残ってしまう事もあります。

心配な事や、聞きたい事などありましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。

●患者様データ
60代 女性
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