2013.12.10
若木骨折
若木骨折(わかぎこっせつ)とは、小児に起こりやすい骨折である。
小児は骨膜が厚く弾力性に富むもので、不完全骨折となることが多い。
あたかも、若木を折り曲げた時のように骨折線が完全に骨を横断しない骨折をさす。
今回の症例は、小学5年生の男子でサッカーボールが手の平にあたりその介達外力で
前腕の撓骨が若木骨折を起こした。
患部に腫張があり、手関節背屈時痛があった。
更に限局性圧痛(骨折を押すと強い痛みがある)があり、骨折の疑いがあったため
応急処置をして整形外科を紹介。
小児の骨折では、成長軟骨板という骨の成長に関わる場所の骨折を注意が必要だ。
成長軟骨板の骨折を見逃すと、成長障害や変形を起こす危険性が高いためである。
スポーツ等で明らかな外力をうけ、痛みが強く腫れや内出血が強い場合は、
すぐに医療機関を受診すべきである。
●患者様データ
小学生 男児
小児は骨膜が厚く弾力性に富むもので、不完全骨折となることが多い。
あたかも、若木を折り曲げた時のように骨折線が完全に骨を横断しない骨折をさす。
今回の症例は、小学5年生の男子でサッカーボールが手の平にあたりその介達外力で
前腕の撓骨が若木骨折を起こした。
患部に腫張があり、手関節背屈時痛があった。
更に限局性圧痛(骨折を押すと強い痛みがある)があり、骨折の疑いがあったため
応急処置をして整形外科を紹介。
小児の骨折では、成長軟骨板という骨の成長に関わる場所の骨折を注意が必要だ。
成長軟骨板の骨折を見逃すと、成長障害や変形を起こす危険性が高いためである。
スポーツ等で明らかな外力をうけ、痛みが強く腫れや内出血が強い場合は、
すぐに医療機関を受診すべきである。
●患者様データ
小学生 男児
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