2016.05.19 鍼のお話
「鍼って、どんな効果があるんですか」

時々、患者さんに質問されます。
答えは、ずばり「血液の流れを良くし、全身の細胞を活性化する」です。

もう少し、踏み込んで解説すると、鍼治療により血管から“血管拡張物質”が分泌され、
血管がゆるみ、中を流れる血液量が増します。
結果、飲食からの栄養および酸素が血液にのって各細胞に届けられ、代わりに老廃物を受け取り、大小便や呼吸や汗として、体外に排出される。
つまり、代謝がよくなるのです。

東洋医学でいう「健康」とは、「代謝をよくする」という非常にシンプルな捉え方です。

反対に、この流れが滞った場所に病気が発症します。
分かりやすいですよね。
ポイントは、「血液と血流」なんです

寿徳堂では、通院している患者さんの半数以上の方が鍼治療を受けております。
使用している鍼は、全て滅菌処理された使い捨てのものです。感染症の心配はありませんので、安心してください。

鍼のお話し2に続く。
飯島寿徳
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