2016.09.12
外転神経麻痺
糖尿病が原因による、左目の「外転神経麻痺」で来院。
外転神経麻痺とは、眼球を外側に動かす神経が働かなくなり、常に内側に寄っている状態が続く疾患です。
主に次の4つの症状に悩まされます。
1.視野が狭くなる
2.物が2重にみえる
3.“複視”になる
4.眼精疲労
これら症状に加えて、周りの人からは、左目がずっと寄り目になっていて、どこをみているかわからない不思議な状態にうつります。そのため、病態が周りの人からわかることで大変なストレスを抱えることにもなります。
主治医からは、『糖尿病がよくなれば、自然と治る』といわれたそうです。
しかしながら、いっこうに変化の兆しがなく不安になり、当院を受診。
治療内容は、以下の通り。
1.ベースである眼球への血流をよくするため、自律神経を調整する鍼・温灸治療
2.外転神経の枝の通り道に、刺激を送る
3.指圧・低周波治療で、全身調整する
4.自宅で、外側に目を動かす筋トレの指導
まずは、一週間に二回の治療を開始。
〈5回目の治療〉
普通の状態で目がほぼ真ん中を向くようになった。
まだ、自力で外側には動かせない。
〈10回目の治療〉
制止時には、目は真っ直ぐ正面をむく。
見た目には、外転神経麻痺とは、わからない。
同時に、複視の範囲が狭くなる。
本人談:「周りの人に、よくなったね!と言われます。」
〈20回目の治療〉
自力で、目を外側に向けられるようになる。
複視は、少しのこる。
本人談:「日常生活には、支障はありません」
現在は、二週間に一回の通院になり、最後の仕上げ治療として、継続通院中です。
院長 飯島寿徳
●患者様データ
50代、男性 外転神経麻痺
外転神経麻痺とは、眼球を外側に動かす神経が働かなくなり、常に内側に寄っている状態が続く疾患です。
主に次の4つの症状に悩まされます。
1.視野が狭くなる
2.物が2重にみえる
3.“複視”になる
4.眼精疲労
これら症状に加えて、周りの人からは、左目がずっと寄り目になっていて、どこをみているかわからない不思議な状態にうつります。そのため、病態が周りの人からわかることで大変なストレスを抱えることにもなります。
主治医からは、『糖尿病がよくなれば、自然と治る』といわれたそうです。
しかしながら、いっこうに変化の兆しがなく不安になり、当院を受診。
治療内容は、以下の通り。
1.ベースである眼球への血流をよくするため、自律神経を調整する鍼・温灸治療
2.外転神経の枝の通り道に、刺激を送る
3.指圧・低周波治療で、全身調整する
4.自宅で、外側に目を動かす筋トレの指導
まずは、一週間に二回の治療を開始。
〈5回目の治療〉
普通の状態で目がほぼ真ん中を向くようになった。
まだ、自力で外側には動かせない。
〈10回目の治療〉
制止時には、目は真っ直ぐ正面をむく。
見た目には、外転神経麻痺とは、わからない。
同時に、複視の範囲が狭くなる。
本人談:「周りの人に、よくなったね!と言われます。」
〈20回目の治療〉
自力で、目を外側に向けられるようになる。
複視は、少しのこる。
本人談:「日常生活には、支障はありません」
現在は、二週間に一回の通院になり、最後の仕上げ治療として、継続通院中です。
院長 飯島寿徳
●患者様データ
50代、男性 外転神経麻痺
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