今の時期は、花粉症や季節の変わり目に伴う風邪が多くなっています。
それに伴い、気を付けなくてはいけないのが『くしゃみ』と『咳』です。

勢いよくくしゃみや咳をして、腰や胸が痛くなったことはありませんか?

空気を口から勢いよく出そうとすると、お腹に力が入るので、その腹圧が鍵となります。
そして、身体が思わず前かがみになってしまうので、腰の関節や椎間板に衝撃が加わることも原因です。

さらに、咳やくしゃみをすると、横隔膜に密着している筋肉が引っ張られます。
そうするとその筋肉が付いている骨も引っ張られ、その刺激が続くことによって骨に少しずつダメージが加わり、
しまいには耐えきれずに、肋骨の疲労骨折が起きてしまうこともあります。

先日来院した患者さんも咳によって肋骨にヒビが入った方がいました。

くしゃみや咳をする際には
1.腰に手を当てる(横に向いて腰を押さえると、より効果的です。)

2.何かに手をつく

これにより圧力が分散するので予防ができます。

それでも、もし腰や胸・脇腹に痛みが出てしまったら早めの治療が肝心です。
ご相談下さい。

副院長 松島
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