2年前、突然左頬(ほほ)から頭に向かい激痛が走ったという患者様が来院。
原因は特に思い当たらないとのこと。

2年前の発症から次第に痛みが強くなり、医療機関を受診。
三叉神経痛の診断をうける。
服薬により、一時は痛みは軽減したものの、次第に薬の効きも悪くなり、起床時は毎日激痛でおきる。
その他、洗顔、食事、触れるだけでも、電気のような衝撃の痛みが走る。

医師からは手術を勧められたが、東洋医学での治療を試してみたいとことでした。
発症から2年という長い期間が経過しているため、非常に難治であることを患者様も治療側も覚悟して治療がはじまった。

治療は、細かな問診のあとに電機治療、指圧、はりきゅう治療
はりきゅう治療は、主に三叉神経の出口と痛みの緩和、精神安定のつぼを狙い治療。

3回目の治療の翌朝、2年ぶりに全く痛みがなく起きられたと、笑顔で話して下さいました。
現在、今の状態を維持するため、1週間に2回の定期治療を継続しています。

治療以外に気を付けることは、寒さ対策です。
冷えが大敵の疾患ですので、お風呂でゆっくりあたたまる等、助言させていただきました。

●患者データ
60代女性
Secret

TrackBackURL
→http://jutokudo-blog.com/tb.php/336-263b1853