定期検診で、緑内障と診断をうけた方。
緑内障とは、眼圧があがり、最悪失明に至る怖い病。原因は不明。
本人には、特に自覚症状はなかった。

その後、手術を行う。
術後、中心部は鮮明に見えるが、その回りが霧がかかりみえずらい状態だった。

主治医に相談したところ、
「失明しなかっただけ、良かった。ある程度の見えづらさは残る」とのこと。
今後、車の運転ができなくなることを不安に思い、当院を訪れた。

鍼灸治療を開始
1.肩凝りを丁寧に緩和させる
2.自律神経を調整し、全身の血行をよくする
3.特効穴【陽白】を刺激し、眼球全体に気持ちの良い響きをだす。

週に3回の治療を継続する。
当初は、全く変化がなかった。

1カ月後、変化が現れる。
「霧が薄くなってきた」とのこと。

西洋医学で、なかなか改善がみられない場合でも、
東洋医学を試してみる価値が十分にある良い症例であった。

●患者データ
60代男性 緑内障

院長 飯島寿徳
Secret

TrackBackURL
→http://jutokudo-blog.com/tb.php/344-7e080304