2018.07.12 3人の恩師
寿徳堂秋和鍼灸整骨院は、来月8月25日で10周年です。
10年を迎えようとしている、今だからこそ思い出されるのは、
3人の恩師の事です。

1人目は、世田谷の整骨院の恩師です。
開業祝いに頂いた待合室の時計を見るたびに思い出されます。

通常整骨鍼灸の学生からそのまま働き始めると、本当にその世界だけしかわからず、
世界がせまいように感じることがあります。
先生は、様々な経験をされていて大変広く社会のことをご存じで、博学でした。
趣味も多く、私たち従業員に多くの経験をさせてくださいました。

私は、鍼灸の学生の頃から先生のもとで働かせていただき、
業界のことから、治療のこと、経営のこと、社会人としての心得まで沢山教えて頂きました。
あたたかい愛情いっぱいの先生でした。

2人目は、港区の鍼灸院の恩師です。
朝から夜まで何か月も先まで予約でいっぱいの治療一筋の熱血先生。
休みなくずーっと働いている背中をみていました。
休日は、講習会をひらき、若者たちの育成に力を注いでいました。

生活感がまったくなく、常に治療をしつづけていて、
とてもエネルギッシュで、仙人のような先生でした。
先生オリジナルの棒灸は、いまも愛用しています。

3人目は、整形外科の恩師です。
「大丈夫だよ。」が口癖の先生。
数十名のスタッフをかかえ、来院患者様は1日100名を超えるクリニックでした。
先生は、よく経営の話をされていました。

自分が今の立場になってみると、先生があのときに話していたことがわかるように思います。
開業のときにプレゼントしていただいた手ぬぐい、日々つかっています。

3人の先生方の言葉は、その時々で繰り返し思い出されます。
こうして思い出して、それを貫いていく。
教えを引きついでいきたいと、思っています。

院長 飯島寿徳
Secret

TrackBackURL
→http://jutokudo-blog.com/tb.php/387-c8b50ac4