2018.08.30 頭痛と食べ物
年間を通して、頭痛(偏頭痛を含めた様々な頭痛)で来院される方は多いのですが、
季節の変わり目や今年のような猛暑の終わりは特に増えます。

多くの人の頭痛は、冷房や車の運転、スマホやパソコン、ストレスなど、
現代の生活に関連した原因が多いと思いますが、食べ物も頭痛を誘発します。
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頭痛と食べ物の記事を見つけたので記事を抜粋してご紹介します。
※くわしくは、東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/232698 をご覧下さい。

<頭痛を起こしやすい食物>
●チーズ(特に熟成度の高いもの)
●アルコール(特に赤ワイン)
●魚や肉(特に燻製にしたもの)
●ベーコン、ソーセージ、サラミなど(亜硝酸化合物による)
●柑橘類
●チョコレート、ココア(チラミン、ポリフェノール、カフェインなどによる)
●ナッツ類
※チラミンは、発酵過程の副産物としてタンパク質が分解されてできるため、発酵食品や熟成した食品に多く含まれる。また、柑橘類やナッツ類にも含まれている。

<ホットドック頭痛と中華料理症候群>
欧米でよく知られたものとしては、「ホットドック頭痛」と「中華料理屋症候群」がある。前者は、ホットドックに使われている(安い)ソーセージの添加物として使われている亜硝酸ナトリウムで、後者は中華料理屋で大量に使われることのあるグルタミン酸ナトリウムが原因とされる。

他にもチーズ(特に熟成度の高いもの。ブルーチーズなど、含有されるチラミンによる)、赤ワイン(含有されているチラミン、硫酸塩、ヒスタミンなどによる)、チョコレート(特にカカオの濃いもの)でも起こる。

<食べ物と他の誘発因子との関わり>
●単独の誘発因子(赤ワイン、ブルーチーズなど)だけでは頭痛発作は誘発されず、同時に2つ以上の誘発因子に暴露されると頭痛発作を起こす。

●食物以外の因子が関わること(生理周期と赤ワインなど)もある。

●1つの誘発因子が常に発作を起こすとは限らない(ストレス時に赤ワインを飲んでも常に頭痛が起こるわけではなく、ストレスとチョコレートのこともある)。
その片頭痛、食べ物が原因かも?

誘因が思い当たらない片頭痛は、一度食物を疑ってみるのもいいかもしれない。

(以上、東洋経済オンラインの記事より引用)

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